#日本史

いにしえを感じられる神社

⛩️縫殿神社 【御祭神】大歳神 應神天皇 神功皇后 4人の媛福岡県福津市奴山813番地 応神天皇の時代に、呉の国から兄媛(えひめ)、弟媛(おとひめ)、呉媛(くれはとり)、穴媛(あなはとり)の4名の姫が織物、縫物の進んだ技術を日本に伝える為に招かれまし…

韓ドラの歴史ドラマが面白そう

「近場の歴史」を勉強していると、どうしても、大陸の歴史が影響している様です。まったくの素人なので、歴史資料館や本や他人様のブログやHPからの情報源を元にイメージしながら、空想を楽しんでいますが、九州は大陸から近い影響で特に北部九州は渡来人の…

魏志倭人伝から弥生人の生活感を読み取る

魏志倭人伝とは、西晋の文官・陳寿が書いた「三国志」にある「魏書」の「東夷伝」の中で倭人について記した箇所をそう呼んでいます。3世紀の末280年呉の滅亡~ 297年陳寿の没年の間に書かれ、陳寿の死後、中国では正史として重んじられてます。 そこに、当時…

日本のピラミッド

前方後円墳の最古といわれている箸墓古墳を筆頭に、350年間造り続けられました。 出典 山梨県立考古博物館より 古墳も車と同じ様に、次に造られる古墳を、もっと見栄え良く見せる為の改良がなされ、次々に型式を変化し続けていったらしいのです。前方後円墳…

伽耶国の成立

韓国教員大学歴史教育科の書いた「韓国歴史地図」を読んでいるうち、学校での授業では教えないであろう日本の歴史が隠れている模様です。日本の歴史を知るうえで韓国の歴史は切り離して考える事は出来ないくらい深い繋がりがあった様なので、並行して勉強し…

韓国の歴史本からみた倭国

日本の古代の歴史を詳しく知る上で、隣国の歴史からも調べてみょうと思い この著書を読むと直ぐに、今までの固定観念の間違いに気づかされた様な感じがしました。日本の古代の歴史は日本建国を政治的に海外と劣らない様に見せかける為に歴史を古くからある様…

【畿内説】卑弥呼の墓

奈良盆地南西部三輪山の麓に墳丘長が100mに及ぶ前方後円形の墳丘墓(纒向石塚墳丘墓・ホケノ山墳丘墓など) が出現し、同地区に隔絶した大きさの箸墓古墳全長が約280m?と全国で11番目の規模を誇る大型前方後円墳で、築造は周辺の発掘調査で出土した土器の付…

卑弥呼の誕生

中国の文献に「倭国大乱」と記された戦乱の時代、日本の小さな国々が、宗教の違いや物資の流通権を巡って戦いに明け暮れていました。国を治める王たちは、戦に疲れてもなかなか刀を収められませんでした。そこで、皆で卑弥呼をおしたてて王とし、男たちには…

日本人のルーツにつながる渡来人の謎にせまる

縄文・弥生・古墳時代辺りの歴史本を読んでると、渡来人と言う言葉が頻繁に出て来ます。コレは、古代の歴史を知る為のキーワードかもしれないと思い、少し渡来人の事を少し調べてみる事にしました。時は紀元前700年頃、日本では縄文時代晩期、あるいは弥生時…

【古事記の世界】英雄!日本武尊

ヲウス(後のヤマトタケル)はオオタラシヒコ(第12代景行天皇)の皇子として出生し、後に武神とも軍神とも呼ばれたその体躯は2メートルにも及んだとされ、その姿は気迫にあふれていたと伝えられています。 また、その力は人間離れしたものとして描かれており、…

【古事記の世界】のINDEX

【古事記の世界】のINDEX 古事記 上巻 (1) 伊耶那岐命と伊耶那美命 (2) 三貴子の誕生 (3) スサノオの剣から宗像大社の三柱の女神が生まれる (4) 天岩戸に隠れアメノウズメが誘い出す (5) 外が気になり天岩戸を開けるアマテラス (6) 八岐大蛇(やまたのおろち)…

古事記のINDEX作成を考える

古事記は上・中・下の3巻で構成されている。 上巻は「序」と神代の記事で、中と下巻では皇室の系譜と継承がまとめられている。上巻の神代の記事は、大国主命を中心とした出雲神話が重点的。 中巻は、初代神武(じんむ)天皇から15代応神(おうじん)天皇までの記…

【古事記の神話】神武天皇 誕生!

さて、ある日のこと、海の神の娘トヨタマビメが、海よりやって来てホオリ命に、こう申し上げました。 「わたしは、妊娠いたしました。もうすぐ生まれそうですが、天つ神の御子は、海原で生むべきではないと思い参上いたしました。」 ホオリ命は、海辺に鵜の…

【古事記の世界】海幸彦 と 山幸彦

コノハナサクヤビメが生んだホデリ命は、海幸ビコと呼ばれました。 大小の魚を取ることが得意だったからです。一方、弟のホオリ命は、山幸ビコと呼ばれました。山の獲物を取ることが得意だったからです。ある時、弟のホオリ命は、兄のホデリ命に「おのおのの…

【古事記の世界】天孫降臨

タケミカヅチの報告を受けたアマテラスとタカギムスヒは、アメノオシホミミを呼び出して、「葦原中国を平定し終わりました。この国は、あなたに任せましょう。いまから降って統治しなさい。」と仰せになりました。 ところが、アメノオシホミミは、「わたしが…

【古事記の世界】葦原中国平定

オオクニヌシが治める葦原中国は栄えました。その繁栄ぶりは天上の高天原まで届き、アマテラスの目にとまりました。そこでアマテラスは、「葦原中国は私の子オシホミミが治めるべきだ」と、一方的に宣言。 そこでアマテラスは「先に行って地上の神たちを服従…

【古事記の世界】国造り

大国主が出雲の美保岬にいたとき、ヒムシ(蛾)の皮を丸剥ぎにして衣服とする小さな神が、海の彼方から天の羅摩船(ガガイモの船)に乗って現れた。 大国主はその小さな神に名を尋ねたが、答えがなく、従者もその名を知らなかった。そこにヒキガエルが現れて…

【古事記の世界】ミュージカルを思わせる神語り

オオナムチは国へ戻ると八十神を打ち倒して、国土を統一します。葦原中国(あしはらのなかつくに)の主、オオクニヌシとなりました。 さて、このオオクニヌシは多くの矛を持つ武神、ヤチホコとも呼ばれました。そのオオクニヌシは、高志国(こしのくに)のヌナ…

【古事記の世界】大国主の試練

スサノオが治める根の堅州国へ辿り着いたオオナムチ(のちの大国主)は、そこで出迎えたスサノオの娘のスセリヒメと出会った瞬間に、互いを好きになり、結婚しました。そして、スセリビメは、父のスサノオに、「りっぱな方がいらっしゃいました」と伝え、オオナ…

【古事記の世界】八十神たちの罠

そうなると、八十神たちの虫がおさまらりません。憎いオオナムチの殺害計画を立てます。 オオナムチを伯多(ほうき)国の手間の山まで連れだすと「ここに世にも珍しい赤い猪がおるそうな」「我々はそやつを上から追い落とすから、「お前はふもとで待ち構えて…

【古事記の世界】因幡の白兎

スサノオが出雲に鎮座してから長い年月が過ぎ、六代後の子孫、オオナムチ(後の大国主命)の物語がここから始まります。 オオナムチには、八十神(ヤソガミ)と呼ばれる兄弟たちがいました。兄弟たちは美しいことで知られる、因幡の国の八上姫を妻にめとろうと、…

【古事記の世界】八岐大蛇(やまたのおろち)

高天原を追放されたスサノオは、出雲国の肥河の上流の鳥髪に降り立った。そこでスサノオは泣いている娘と老夫婦に出会います。名前を尋ねると、夫はアシナヅチ、妻はテナヅチといい、娘はクシナダヒメ(稲田姫)だと答えました。 夫婦の間に娘が8人いたが、年…

【古事記の世界】外が気になり天岩戸を開けるアマテラス

ここには天照大御神を岩戸から出す計画を立てるため神々が集まった天安河原(あまのやすがわら) 外の賑わいが気になりアマテラスは天岩戸の扉を少し開け、「私が引き籠もったことで、天界も地上界も暗闇だというのに、何故楽しそうに踊り、八百万の神は笑って…

【古事記の世界】天岩戸に隠れアメノウズメが誘い出す

太陽の化身でもあるアマテラスが天岩戸に隠れた為、世界は闇に閉ざされてしまいます。八百万(やおよろず)の神々は集まって相談し、知恵の神の思兼神(オモイカネノカミ)を中心に作戦をたてます。 まず、イシコリドメに八咫鏡(三種の神器の1つとなる)を、玉祖…

【古事記の世界】スサノオの剣から宗像大社の三柱の女神が生まれる

父神のイザナキの命を受け、アマテラスとツクヨミはそれぞれの統治する国へ赴きます。しかしスサノオだけは「母神のいる根の国(黄泉の国)に行きたい」などと、周囲を困らせた。これに激怒したイザナキは、スサノオを追放してしまいます。 スサノオは根の国…

【古事記の世界】三貴子の誕生

イザナキが命からがら黄泉の国から逃げ帰ってきたイザナキは、身体についた穢れを落とす為に筑紫の日向の阿波伎(あはき)の原(現・宮崎県宮崎市)で禊を行います。 イザナキが衣を脱ぐと12の神々が生まれ、そしてさらに水の中に入り身体を洗っていると10…

【古事記の世界】伊耶那岐命と伊耶那美命

日本の天地創造は高天原(たかまがはら)にアメノミナカヌシの出現で、タカミムスヒ、カムムスヒといった3柱の神々が現れ、いつのまにか姿を隠す。続いて下界の国はまだ浮かんだ油のようで、クラゲのように漂っていた。 そして、日本国土の基礎として永遠に…

【その時歴史は動いた】 古代の日本を知る手がかりとなる『古事記』と『日本書紀』

古代の日本を知る手がかりとなる『古事記』と『日本書紀』は、天武天皇の命によって編纂(へんさん)されたというのが通説の様です。 天武天皇 『古事記』の記と『日本書紀』の紀を合わせ『記紀』とも称されるふたつの歴史書ともに7世紀の40代の天武天皇の命に…

伊都国の歴史を学ぶには、先ずは、伊都国歴史資料館に行って見ましょう

先週のお話の続きになりますが、伊都国の歴史を探るには、先ずは、資料館かなと云う事で、伊都国歴史資料館に行って参りました。 建物の外観は前記事にUPしてあるので、今回は建物内部に足を踏み入れますね~ 館内の入口には、壁一面に伊都国を中心に描いて…

伊都国の女王が眠る平原遺跡

"伊都国歴史博物館"が休館日だったので、もう一つ行ってみることにしました。そこは、伊都国の女王のお墓と言われている平原遺跡です。 古墳を一通り見ましたので、お天気も良いし、丁度いいテーブルがあったので、記念にここから記事を書いてみたいと思いま…