【古事記の世界】外が気になり天岩戸を開けるアマテラス

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ここには天照大御神を岩戸から出す計画を立てるため神々が集まった天安河原(あまのやすがわら)


外の賑わいが気になりアマテラスは天岩戸の扉を少し開け、「私が引き籠もったことで、天界も地上界も暗闇だというのに、何故楽しそうに踊り、八百万の神は笑っているのか」と問うた。


アメノウズメが「貴方様より貴い神が表れたので、喜んでいるのです」というと、天児屋命太玉命がアマテラスに御幣の鏡(太陽神の象徴)を差し出した。鏡に写る自分の姿をその貴い神だと思ったアマテラスが、その姿をもっとよくみようと岩戸をさらに開けると、

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その時、岩戸のすぐ横に隠れていたタヂカラオがぐいっとアマテラスの手を握り、外へと引っ張り出します。そしてフトダマが注連縄を張り、「もうこの中に戻ってはなりません」と言いました。こうして、アマテラスを中へ戻れないようにしました。
こうして、世界は光りを取り戻しました。


天照大御神を祀る神社を神明神社といい、全国各地におよそ18000社あると言われていますが、その総本社は三重県の神宮(伊勢神宮)の内宮(皇大神宮)です。神田明神もそうでしょうね!

皇大神宮三種の神器のうちの一つ、八咫鏡(ヤタノカガミ)を御神体として安置している神社です。

また、宮崎県高千穂町岩戸には、岩戸隠れ神話の中で天照大御神が隠れこもったとされる「天岩」と天照大御神を祀る「天岩戸神社」があります。

東本宮は天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)を祀り、西本宮は大日霎尊(おおひるめのみこと)を祀っています。天岩戸説は調べていると幾つか在る様で伊勢説と宮崎説が一般的なのか…