日本神話

日本武尊が亡くなり白鳥となり南九州へと飛び立った

《霧島弾丸ツアー⛩️白鳥神社》 霧島峯神社の別れ際、神職さんに白鳥神社までの時間を訪ねたら、農免道路を通れば30分掛からないと教えて頂き、現時間が16時、急がないと、日が暮れてしまう。ISO!GO!GO!GO! ひたすら、農免道路を進むと、丁度16時30分白鳥神社…

【古事記の世界】英雄!日本武尊

ヲウス(後のヤマトタケル)はオオタラシヒコ(第12代景行天皇)の皇子として出生し、後に武神とも軍神とも呼ばれたその体躯は2メートルにも及んだとされ、その姿は気迫にあふれていたと伝えられています。 また、その力は人間離れしたものとして描かれており、…

【古事記の神話】神武天皇 誕生!

さて、ある日のこと、海の神の娘トヨタマビメが、海よりやって来てホオリ命に、こう申し上げました。 「わたしは、妊娠いたしました。もうすぐ生まれそうですが、天つ神の御子は、海原で生むべきではないと思い参上いたしました。」 ホオリ命は、海辺に鵜の…

【古事記の世界】海幸彦 と 山幸彦

コノハナサクヤビメが生んだホデリ命は、海幸ビコと呼ばれました。 大小の魚を取ることが得意だったからです。一方、弟のホオリ命は、山幸ビコと呼ばれました。山の獲物を取ることが得意だったからです。ある時、弟のホオリ命は、兄のホデリ命に「おのおのの…

【古事記の世界】天孫降臨

タケミカヅチの報告を受けたアマテラスとタカギムスヒは、アメノオシホミミを呼び出して、「葦原中国を平定し終わりました。この国は、あなたに任せましょう。いまから降って統治しなさい。」と仰せになりました。 ところが、アメノオシホミミは、「わたしが…

【古事記の世界】葦原中国平定

オオクニヌシが治める葦原中国は栄えました。その繁栄ぶりは天上の高天原まで届き、アマテラスの目にとまりました。そこでアマテラスは、「葦原中国は私の子オシホミミが治めるべきだ」と、一方的に宣言。 そこでアマテラスは「先に行って地上の神たちを服従…

【古事記の世界】国造り

大国主が出雲の美保岬にいたとき、ヒムシ(蛾)の皮を丸剥ぎにして衣服とする小さな神が、海の彼方から天の羅摩船(ガガイモの船)に乗って現れた。 大国主はその小さな神に名を尋ねたが、答えがなく、従者もその名を知らなかった。そこにヒキガエルが現れて…

【古事記の世界】ミュージカルを思わせる神語り

オオナムチは国へ戻ると八十神を打ち倒して、国土を統一します。葦原中国(あしはらのなかつくに)の主、オオクニヌシとなりました。 さて、このオオクニヌシは多くの矛を持つ武神、ヤチホコとも呼ばれました。そのオオクニヌシは、高志国(こしのくに)のヌナ…

【古事記の世界】大国主の試練

スサノオが治める根の堅州国へ辿り着いたオオナムチ(のちの大国主)は、そこで出迎えたスサノオの娘のスセリヒメと出会った瞬間に、互いを好きになり、結婚しました。そして、スセリビメは、父のスサノオに、「りっぱな方がいらっしゃいました」と伝え、オオナ…

【古事記の世界】八十神たちの罠

そうなると、八十神たちの虫がおさまらりません。憎いオオナムチの殺害計画を立てます。 オオナムチを伯多(ほうき)国の手間の山まで連れだすと「ここに世にも珍しい赤い猪がおるそうな」「我々はそやつを上から追い落とすから、「お前はふもとで待ち構えて…

【古事記の世界】因幡の白兎

スサノオが出雲に鎮座してから長い年月が過ぎ、六代後の子孫、オオナムチ(後の大国主命)の物語がここから始まります。 オオナムチには、八十神(ヤソガミ)と呼ばれる兄弟たちがいました。兄弟たちは美しいことで知られる、因幡の国の八上姫を妻にめとろうと、…

【古事記の世界】八岐大蛇(やまたのおろち)

高天原を追放されたスサノオは、出雲国の肥河の上流の鳥髪に降り立った。そこでスサノオは泣いている娘と老夫婦に出会います。名前を尋ねると、夫はアシナヅチ、妻はテナヅチといい、娘はクシナダヒメ(稲田姫)だと答えました。 夫婦の間に娘が8人いたが、年…

【古事記の世界】外が気になり天岩戸を開けるアマテラス

ここには天照大御神を岩戸から出す計画を立てるため神々が集まった天安河原(あまのやすがわら) 外の賑わいが気になりアマテラスは天岩戸の扉を少し開け、「私が引き籠もったことで、天界も地上界も暗闇だというのに、何故楽しそうに踊り、八百万の神は笑って…

【古事記の世界】天岩戸に隠れアメノウズメが誘い出す

太陽の化身でもあるアマテラスが天岩戸に隠れた為、世界は闇に閉ざされてしまいます。八百万(やおよろず)の神々は集まって相談し、知恵の神の思兼神(オモイカネノカミ)を中心に作戦をたてます。 まず、イシコリドメに八咫鏡(三種の神器の1つとなる)を、玉祖…

【古事記の世界】スサノオの剣から宗像大社の三柱の女神が生まれる

父神のイザナキの命を受け、アマテラスとツクヨミはそれぞれの統治する国へ赴きます。しかしスサノオだけは「母神のいる根の国(黄泉の国)に行きたい」などと、周囲を困らせた。これに激怒したイザナキは、スサノオを追放してしまいます。 スサノオは根の国…

【古事記の世界】三貴子の誕生

イザナキが命からがら黄泉の国から逃げ帰ってきたイザナキは、身体についた穢れを落とす為に筑紫の日向の阿波伎(あはき)の原(現・宮崎県宮崎市)で禊を行います。 イザナキが衣を脱ぐと12の神々が生まれ、そしてさらに水の中に入り身体を洗っていると10…

【古事記の世界】伊耶那岐命と伊耶那美命

日本の天地創造は高天原(たかまがはら)にアメノミナカヌシの出現で、タカミムスヒ、カムムスヒといった3柱の神々が現れ、いつのまにか姿を隠す。続いて下界の国はまだ浮かんだ油のようで、クラゲのように漂っていた。 そして、日本国土の基礎として永遠に…

【古事記の世界】天皇政権はどの時代からなのか!

前記事に書いた「弥生時代ってどの位前なのよ」の記事の中に、※この辺りはまだ天皇や武士の時代じゃないだろうし、大まかでくくったと思いますけどね!と書きましたが、実は、書きながら、本当に天皇は居なかったのかと疑問に思いながら書いたものの、どーも…