【古墳巡り】筑紫野の装飾古墳

筑紫野市太宰府市辺りの歴史が面白そうだ。水城・大野城は現在も町や市として親しまれている。飛鳥時代の造られた水城・大野城・基肄城(みずき・おおのじょう・きいじょう)は、かつて地形を利用して作られた壮大な防衛ラインだった。

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福岡平野の南側の山裾から平野が最も狭くなったところを左右から築かれた1.2キロの城壁が国特別指定史跡の水城があり、大野城・基肄城と…もっと語りたいですが、このお話は次の機会に…


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さてさて今回訪れたのは、基肄城の麓辺りにあります五郎山古墳に行って来ました。時代もそう変わりないですが、五郎山古墳は古墳や石室の形体や出土品などから6世紀後半と考えられていて、この近くにある式内社筑紫神社等もある事から筑紫君と関わりのある人物かもしれません。
もうチョットズームっと!


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これが上空から見た五郎山古墳です。


ここ五郎山古墳には古墳館がありますので覗いてみましょう。


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館内に入ると先ずは五郎山古墳のビデオを観てから、壁画をモデルにした立体模型が展示されていてイメージしやすい環境が整っています。


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五郎山古墳館はこの壁画の意味を読み解いていく事を目的とした施設です。


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描かれている絵を子供でも解りやすく人形で再現していて老若男女解りやすかったです。
次に脅かされたのが、館内に石室が完全に再現されていてその石室内を体験出来るのだから…ワクワクしますね~


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うわー奥は真っ暗ですね~


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でも安心して下さい模造品デスよ!


懐中電灯もお借りして疑似体験が出来るんです(耳の奥の方からインディージョーンズのテーマ曲が…)狭いので、しゃがみながら、前に進みました。五郎山古墳の石室は全長11m途中に前室があります。


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前室に描いてある船の絵です。


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どうやら突き当たりの壁画がぼんやりと見えて来たのでそろそろ玄室でしょう。玄室は幅3m、奥行きが4.2m、高さが3.5mと今でいうと約8畳?くらいの広さに高さが3.5mもある広々とした空間でした。

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玄室に描かれている壁画

玄室から外をみたらこんな感じ

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チョットだけハリソン・フォードのインディー博士になったような気分を体験出来ました。石室から出てきてスタッフの方から説明されましたが、館内には老若男女来られますから誰でも石室を見学出来る様にと、ポンっとボタンを押すと…なんと石室が動きはじめましたうわ~


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うわー
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すげ~
ここまで再現して貰えば、ありがたいですよね~
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閉じたら、確かに切れ目もありますね~洞窟に入る前はまったく気がつきませんでした。それではモノホンを見学しに行きますかね~公園を上って行くと古墳が見えて来ましたね~<br>


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Googleearthでも確認しましたが、径約35mの装飾壁画を持つ綺麗な円墳古墳です。ココは、本物の石室を見学する事の出来る施設なのです。(事前に予約が必要)


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もちろん申し込み済みなので見学させて頂きました。写真もストロボ撮影は禁止ですが、無しという事でモノホン撮影にチャレンジ


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湿度の関係でガラスに水滴が付いたりするので、見やすい時期、見にくい時期が、あるそうですが、いつ頃がベストか言われていましたが、覗きたい一心でうわのそらでしたね~
さあ11m先のモノホンの壁画は見えるのか!スマホのカメラで写せるのか!
カシャ<br>
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カシャ
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カシャ
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皆さんのPCやスマホからモノホン壁画は見えましたか…