【奴国】銅鏡の鋳型がこんなに出土していたとは!!

先日、銅鏡の鋳型が展示してあると聞きつけたので、さっそく展示されている福岡市埋蔵文化センターに出掛けて来ました。調べたところ鏡の鋳型は全国で7例しか発見されていないらしく、貴重な資料みたいですね。

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福岡市埋蔵文化センター
営業時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
料金 入館無料
休館日 月曜日、年末年始(12/28~1/4)
住所 福岡市博多区井相田2-1-94
駐車場 あり(無料:37台)
お問合せ先 092-571-2921


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鋳型の石材は石英-長石斑岩です。弥生時代後期中頃のものらしいです。

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この土製の杓子も見たかった一つでした。

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銅鏡の鋳型、鋳型、鋳型

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鋳型、鋳型

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銅の矛の鋳型も、この当時から作られていたなんてね~こんな昔から凄い技術があったなんて、驚きです。さてさて銅鏡の鋳型、鋳型

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館内の展示室を探しながらぐるぐると3周も周っちゃいましたが、お目当ての鋳型が見つかりません?なんでやねん!

痺れを切らして、館内の事務所へ訪ねに行き、職員さんに調べて頂きました。そして判明しました。

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「新・奴国展」~ふくおか創世記~ が福岡市博物館で行われていますが銅鏡の鋳型は「新・奴国展」に貸し出ししてる事が判明! ゚(∀) ゚ エッ?


「新・奴国展」~ふくおか創世記~

会  期
平成27年10月17日(土)~12月13日(日)
休 館 日
月曜日(月曜日が祝・休日の場合は開館し,翌平日休館)
【11月23日(月・祝)は開館、翌24日(火)休館】
開館時間
9時30分~17時30分
会  場
福岡市博物館 特別展示室
観 覧 料
一般1,200円(1,000円) 高大生800円(600円)、中学生以下無料展示室
観 覧 料 一般1,200円(1,000円) 高大生800円(600円)、中学生以下無料


どっちみちそっちも行ってみょうと思っていましたが、見たかったな~

調べたら7例全てが、奴国の領内で在る?福岡市近郊で発掘されているようです。


出土銅鏡鋳型一覧

1 福岡市 飯倉D 内行花文鏡
2     飯倉D (鏡面)
3     井尻B 内行花文鏡
4 春日市 須玖坂本 内行花文鏡
5     須玖永田 内行花文鏡
6     須玖永田 小銅鐸
7 夜須町 ヒルハタ 内行花文鏡

という事で奴国では、その頃青銅器の生産が盛んに行われていたという事に繋がるんじゃ無いでしょか…

この情報はおんじの『近場の歴史』の参考にいつもお邪魔させて貰っているマッスルさんのブログの魅せられての記事から教えてもらいました。こちらには、銅鏡の鋳型が見られますよ~



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博多駅にあるクロワッサンの美味しいお店 mignon ミニヨンで買ってきたアップルパイで珈琲時間