【古墳巡り】 空と地上から古墳を散歩今回は端山古墳を散歩してみました

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古墳に出かけて散策も面白いが、現地に行って見ると、何処が古墳なのか、説明ボードを見てもイマイチだったので、Googleearthを利用して、上空からの目線も取り入れながら古墳のお散歩を楽しんでみたいと思います。先日訪れた築山古墳から100m離れた場所にもう一つ古墳が在ります。空から確認すると見事な円形型をしていて、見るからに古墳と分かるのが、端山古墳です。

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古墳などの大きい対象物の全景を確認するのには、地上だけでなく上空から見て見ると意外な発見も在りそうで期待感も増して来ますよ

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築山古墳に比べると雑木林など古墳の形を遮るものが無く地上からでも形がよく分かります。

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古墳の周りは田畑なので、古墳の高さも確認し易いですね


端山古墳(はやまこふん)は、福岡県糸島市三雲にある古墳。古墳時代前期(4世紀初め頃)築造と推定される前方後円墳である。全長78.5メートル、古墳時代前期)と推定されるが、前方部は完全に消滅していて、大きな円墳状態になっている。

前方部は二段築成、後円部は三段築成で、斜面には葺石が施されている。前方部の長さ約38メートル、後円部の直径は約42メートル、高さ約8メートル。盾形の周濠が廻らされており、周濠を含むと全長は約99メートルとなる。

端山古墳の南100メートルの所に、先日訪れた、同じ前方後円墳の築山古墳があるが、端山古墳の方が先に築かれたと考えられている。
古い記録には付近に茶臼塚と呼ばれる古墳も存在したことが記されているが、その位置は現在確認されていない。 端山古墳、築山古墳とも、埋葬施設の発掘調査は未実施である。

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これらの古墳は、細石神社の北東約200メートルの所にあり、さらに、北西約1キロメートルには平原遺跡がある。付近は魏志倭人伝の伊都国の主要な地域と考えられている。 古墳に葬られた人物は、伊都国王に代わってこの地域を支配した、大和政権と深い関係を持つ豪族であろうと考えられている(ウィキペディア 参照)

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これが、Googleearthの上空写真を説明ボードに描いてある位置の図に向きを合わせたらま~こんな感じ…

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前方部は完全に田畑になってしまい消滅していて、後円部のみの大きな円墳状態だけ残っているのも一目瞭然

端山古墳は築山古墳のすぐ裏手に建てられている事から察すると、端山と築山古墳の中に眠っている豪族の関係は家族の様な血筋の繋がりは在りそうに感じました。